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Posted by たまりば運営事務局 at

手づくりハザードマップで発見

2011年10月23日

先日、地域の皆さんと地震災害のハザードマップを作ってみました。
きっかけは、「仲良しづくりを進めたい」との近隣のご婦人からのご相談でした。

「つながりを作るには、一度で終わる企画よりも、その後も何かと相談しあえる取り組みの方がいいですね」ということで、多くの人が関心をもつ災害対策、その中で「地域の皆さんの協力が必要」と感じていただけるモノとして「家族を守る 手づくりのハザードマップ」に挑戦することになりました。

まずは小平市の防災課で、地域に設置してある消火器、消火栓の場所の地図情報を借用して自転車で現地確認、一時避難場所に備蓄してあるモノを確認、近隣の要支援者、大工さん、医院、民生委員のお住まいもマップに入れ込みました。
最後にどの避難通路を使うのかを白地図に入れ込みました。

すると現状の問題点が沢山みつかりました。自治会のない私たちの地域には公設の消火器は1本しかありません。避難通路も青梅街道と鷹の街道をむすぶ南北にしかなく電信柱が倒れると避難通行が不可。隣接する畑への避難や通路利用が必要であることもわかりました。

小平市が決めた一時避難場所(小平市立五中)までの距離が遠く、高齢者や障害者にとっては歩行移動は困難。近くの私立学校のグランドを一時避難場所にしたいとの要望も。

今後の活動は、出席して頂いた皆さんとご一緒に、皆さんの要望を整理して私立学校や市役所と交渉を進めたいと考えています。ご相談にみえたご婦人も、小平市自治基本条例に定められた「市民参加」のありように気づかれたようで、これまでの「おまかせ民主主義」を卒業する市民が一人誕生しそうで期待したいです。






  


  • Posted by いつもげんき at 15:20Comments(3)家族を守る